■妻だから介護するのが当然って、どうしてそんな風に言われなきゃいけないの…
■感謝の言葉ひとつなく、やって当たり前みたいに扱われるのがつらい
■私だって70代。残りの人生を、自分のために過ごしたいのに――
「妻だから介護して当たり前でしょ」――そんな言葉を突きつけられたとき、胸の奥がズキッと痛んだことはありませんか。
ありがとうのひと言もなく、まるで“当然の義務”のように夫の介護を背負わされる。
そんな日々が続けば、どんなに強い妻でもこころが折れてしまいます。
本当は、「やりたくない」と思うのは自然で健全な感情です。
冷たいのではなく、人として当たり前の反応なのです。
けれど、その気持ちを押し殺して「当然」を受け入れてしまえば、体もこころも限界を迎え、最後には共倒れしかねません。
この記事では、介護施設看護師のあづさが「妻だから当然」と言われたときの苦しさの理由、このまま介護し続けたら起こりうること、「妻だから当然」の思いこみを外す具体的な選択肢をご紹介します。
まずは「当たりまえ」という重荷を降ろすことから、一緒に始めてみませんか。
あづさわたしも看護師としてたくさんのご家族と関わってきましたが、
夫婦のかたちもそれぞれです。
本当に関わりたくない、と関わりを拒否されてるかたもいらっしゃいました…
どうすればいいのかわからないかたは、老人ホーム検索サイトで情報を集めてみませんか。
費用や施設の特徴を比較できるので、罪悪感に押しつぶされず“自分と夫のこれから”を冷静に考えられます。
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『妻だから当然』と言われるときの苦しさの理由


「妻だから介護して当然」と言われたとき苦しく感じる理由は3つあります。
押し付けられると、義務に変わるから
「奥さんなんだから最後まで看てあげないと」
――そんな一言を投げかけられた瞬間、こころの中に重い鎖が巻きつくように感じたことはありませんか。
介護は「愛情の延長」として選び取るものなのに、周囲から当然のように押しつけられると、それは義務に変わってしまいます。
気づけば「嫌だけど逃げられない」という閉塞感に縛られ、自分を責めてしまうのです。
「良妻賢母であるべき」という古い価値観
70代の女性は、昭和の時代を背負ってきた世代です。
「夫を立てるのが妻の役目」「良妻賢母でなければ」という言葉を耳にしながら、家庭を守ってきた人も多いでしょう。
けれども時代は変わりました。
価値観が変化した今もなお、昔の「良妻賢母であるべき」という古い価値観、「妻は介護して当然」という呪縛に縛られていると、こころも体もすり減ってしまいます。
「断れない自分」にも疲れる
本当は「いやだ」と心で叫んでいるのに、周囲の目が気になって断れない。
「良い妻でいたい」「冷たい人と思われたくない」
――その気持ちは自然なものですが、結果的に自分を追い詰める原因にもなってしまうのです。
『介護して当然』に縛られると起きるリスク


『介護して当然』でも、そう言われながら介護していると、想定外のことが起きるリスクがあります。
体力の限界を見誤りやすい
70代になると「まだ元気だから大丈夫」と思っていても、介護は日常の生活動作とは比べものにならないほど体に負担をかけます。
夜間に何度も起きてトイレにつき添ったり、体を支えながらの入浴介助をしたり……
そのつみ重ねが、確実に体に負担をかけていきます。
心が追い詰められる危険性
本当はやりたくない
でも妻だから逃げられない
――そんな状況は、心をじわじわと締めつけます。
夫から感謝の言葉がなく、周囲からも「当然でしょ」と言われ続ければ、孤立感は深まるばかり。
介護うつや介護疲れから自分を壊してしまえば、たち直るのは簡単ではありません。
家族全体に悪影響が及ぶ
「私が背負わなければ」と無理をしても、結局は家族全体が苦しむことになりかねません。
妻が倒れれば、子どもが急に介護を引き継がざるを得なくなったり、親戚が慌てて対応に追われたりすることになります。
一見「夫を守るために頑張っている」ようでいて、実は家族全体に負担を先送りしているだけ。
「妻だから介護は当然」の思い込みを外す3つの方法


「妻だから介護は当たり前」の思い込みを外してみませんか?方法は3つあります。
公的機関に相談する
地域包括支援センターや介護保険課で相談することが出発点になります。
- 市区町村の公式サイトで「地域包括支援センター」と検索
- 市役所に電話して「地域包括支援センターを教えてください」と聞く
- 役所では「高齢福祉課(介護保険課)」に問いあわせればOK
- 役所や公式サイトから最寄りの地域包括支援センターを確認
- 地域包括支援センターへ連絡
- ケアマネジャーと面談
- 必要に応じて介護保険サービスの利用を調整
在宅サービスを利用する
訪問介護・デイサービス・ショートステイなどを取りいれて負担を軽くできます。
訪問介護(ホームヘルパー)
掃除や買い物、食事づくりなど日常生活のサポートをしてくれます。
家に人が来てくれる安心感も大きいです。
訪問看護
医療的なケア(服薬管理、体調チェックなど)を看護師が行ってくれるので、「医療のことは任せられる」とこころ強いです。
デイサービス
日中に夫が施設に通うことで、あなたは趣味や買い物に時間を使えます。
夫にとってもリハビリや交流の場になるので一石二鳥。
ショートステイ
数日〜数週間、施設に預けられるサービスです。
「自分の体調が悪いとき」「旅行に行きたいとき」など、安心してリフレッシュできます。
施設にお願いする
特養・老健・サ高住など、夫にあった環境を選ぶことで安心が得られます。
なぜなら、介護は誰にもできるわけではないからです。下記の記事でくわしく解説してます▼▼


- 特別養護老人ホーム(特養)
介護度が高いひとでも、生活全般の支援を受けられます。費用も比較的抑えられるのが特徴です。 - 介護老人保健施設(老健)
医療ケアやリハビリが充実しており、「在宅に戻るまでの一時利用」として利用できます。 - 有料老人ホーム
住宅型〜介護つきのホームまで幅広くあります。 - サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)
比較的廉価な住宅型の施設がおおく、見守りや生活支援サービスを受けながら安心して暮らせます。
それぞれに特徴や費用の違いがあるので、まずは比較してみるのがおすすめです。


「でも、具体的にどう違うの?」と思ったかたは、こちらの記事▼▼で詳しく解説しています。


まとめ
「妻だから当然」という言葉に縛られる必要はありません。
70代は、これからの自分の時間をどう使うかを考える大切な年代です。
介護をすべて背負い込むのではなく、相談し、サービスを利用し、施設に託す
――それは逃げではなく、自分と家族を守るための立派な選択です。
どうすればいいのかわからないかたは、老人ホーム検索サイトで自分たちにあった介護サービスや施設を比較してみませんか。
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