■どうしてあの人の介護をしなくちゃいけないの…?
■子どもがまだ小さいのに、介護なんて無理…
40代で「夫の介護をしたくない」と思ってしまう自分に、罪悪感を抱いていませんか?
子育てや仕事を抱えながら、さらに夫の介護まで…と考えると、「とても無理」「私の人生はどうなるの?」という気持ちになるのは自然なことです。
この記事では、介護施設看護師のあづさが、「介護したくない」理由を分析して、介護をしないですむ解決方法、親戚に詰められた時のうまい返し方など、を解説してます。
あづさわたしも看護師としてたくさんのご家族と関わってきましたが、
本当に家族のカタチはそれぞれです。
まったく関わりたくない、と関わりを拒否されてるご家族も少なくなかったです。
介護は決して家族だけが背負うものではなく、介護保険制度や専門サービスを活用して「支えてもらう」時代になっています。
まずは一人で抱え込まずに、老人ホーム検索サイトを利用して、プロに相談するところから始めてみませんか?
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40代で夫の介護をしたくないのはおかしい?心理的な理由


40代で「夫の介護を考えなければならない」状況になるのは少なくありません。
若年性認知症や病気・事故などで、まだ働き盛りの夫に介護が必要になるケースは現実にあります。
でも「夫の介護なんて無理」「したくない」と思うのは、とても自然な感情です。
ここでは、その心理的な理由を整理してみましょう。
子育てと介護のダブル負担
40代はまだ子育ての真っ最中というかたも多い世代です。
「学費もかかるし、進路のサポートも必要。そのうえ夫の介護まで背負うのは無理」という声がおおく聞かれます。
家庭のなかで介護をひとりで担うのは、時間的にも精神的にも限界があります。
キャリアや仕事を失う不安
40代はちょうど仕事が安定し、これからキャリアを積み重ねていく大事な時期になります。
「介護のために仕事を辞めなければならないかもしれない」という不安は現実的です。
また生活費や教育費を考えれば、働き続けたいと考えるのは当然のことです。
夫との関係性のわだかまり
「家事も育児も、ほとんど手伝わなかった夫を、今さら私が介護するの?」
長年積み重なった不公平感やすれ違いが、介護に前向きになれない原因になることもあります。
こころに余裕がなければ、介護そのものが苦痛に感じられるのも無理はありません。
40代で夫の介護をしたくないのはおかしい?物理的な理由


物理的な理由を整理してみましょう。
生活全体が回らない
40代は体力こそありますが、仕事・子育て・家事と同時並行で介護を担うのは到底不可能です。
1日は24時間しかなく、どう頑張っても“すべてを完璧にこなす”ことはできません。
経済的な負担
子どもの教育費と夫の介護費用が同時に重なると、家計へのダメージは深刻です。
貯金や夫の年金だけでまかなえない場合も多く、「これ以上は無理」と感じるのも当然です。
自分の人生設計が崩れる
「これからやりたいことがあったのに」「仕事で目指したいポジションがあったのに」
介護によって未来の計画をあきらるのは、大きな喪失感につながります。
罪悪感を感じなくてもいい理由


「夫の介護をしたくない」と思っても、それは冷たいことでも、夫を見捨てることでもありません。
介護は家族だけが抱えるものではなく、介護保険制度や公的サービスを利用するのは正しい選択です。
むしろ、専門職に任せることで夫も安心して暮らせ、自分も家庭や仕事を守ることができます。
大切なのは「ひとりで背負い込まないこと」。
夫のためにも、自分のためにも、「プロにお願いする」という選択肢を持ってよいのです。
夫の介護を自分で抱え込まないための3つの選択肢


介護を自分ひとりで抱え込まない3つの選択肢を紹介します。
公的機関で相談する
介護保険サービスを利用するには、地域包括支援センターやケアマネジャーへの相談が第一歩です。
専門家に相談することで、どのサービスを使えば自分の生活と両立できるかが明確になります。
最初に調べるのは「地域包括支援センター」
- 設置場所:各市区町村に必ずあります。
- 調べ方:
- 市区町村の公式サイト → 「地域包括支援センター」で検索
- 役所に電話して「地域包括支援センターを教えてください」と聞く
- 厚生労働省のサイトや都道府県の福祉課のページから一覧にリンクされていることも多い
- 高齢福祉課(長寿課・介護福祉課など名称は自治体によって異なる)
→ 介護保険や高齢者支援を担当している課です。 - ここで「介護保険の利用を検討している」「地域包括支援センターを紹介してほしい」と伝えれば、最寄りの窓口を教えてもらえます。
具体的な流れ
自宅住所を伝えると、担当の 地域包括支援センター を教えてくれる
つまり、出発点は
👉 市区町村役所の「高齢福祉課(介護保険課)」
👉 または 直接「地域包括支援センター」
在宅介護サービスを利用する
デイサービスや訪問介護を利用することで、自宅にいながらプロのケアを受けられます。
「日中だけ預けたい」「週に数回だけ利用したい」といった柔軟な使いかたもできるので、仕事をしながら介護に関わりたい人におすすめです。
訪問介護(ホームヘルパー)
掃除や買い物、食事づくりなど日常生活のサポートをしてくれます。
家に人が来てくれる安心感も大きいです。
訪問看護
医療的なケア(服薬管理、体調チェックなど)を看護師が行ってくれるので、「医療のことは任せられる」とこころ強いです。
デイサービス
日中に夫が施設に通うことで、あなたは趣味や買い物に時間を使えます。
夫にとってもリハビリや交流の場になるので一石二鳥。
ショートステイ
数日〜数週間、施設に預けられるサービスです。
「自分の体調が悪いとき」「旅行に行きたいとき」など、安心してリフレッシュできます。
施設にお願いする(老人ホーム・特養など)
介護度が高くなるほど、家族だけでの対応は難しくなります。
施設に入所してもらうことは「逃げ」ではなく、夫の安全と生活の質を守るための前向きな選択肢です。


特養・老健・サ高住など、夫にあった環境を選ぶことで安心が得られます。
- 特別養護老人ホーム(特養)
介護度が高いひとでも、生活全般の支援を受けられます。費用も比較的抑えられるのが特徴です。 - 介護老人保健施設(老健)
医療ケアやリハビリが充実しており、「在宅に戻るまでの一時利用」として利用できます。 - 有料老人ホーム
住宅型〜介護つきのホームまで幅広くあります。 - サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)
比較的廉価な住宅型の施設がおおく、見守りや生活支援サービスを受けながら安心して暮らせます。
それぞれに特徴や費用の違いがあるので、まずは比較してみるのがおすすめです。


「でも、具体的にどう違うの?」と思ったかたは、こちらの記事▼▼で詳しく解説しています。


老人ホーム検索サイトを使えば、費用の目安や空き状況をまとめて確認できます。
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夫の介護にかかるお金と公的支援


夫の介護で気になるのが「費用がどのくらいかかるのか」という点です。
介護のスタイルによって必要なお金は大きく変わります。
介護にかかるお金
- 在宅介護:デイサービスや訪問介護を組み合わせると、月5万〜15万円程度が目安。
- 特別養護老人ホーム(特養):公的施設なので比較的安く、月8万〜15万円ほど。
- 有料老人ホーム:サービスや設備によって幅があり、月15万〜30万円以上かかる場合もあります。
公的支援「介護保険」
実際の負担額は「介護保険制度」を利用することで軽減できます。
介護保険は 自己負担が原則1割(一定所得以上は2〜3割) に設定されており、限度額の範囲内なら必要な介護サービスを安く利用できます。
さらに、高額介護サービス費制度 や 医療費控除 を利用すれば、想像よりも少ない負担で介護を続けられるケースもあります。
「介護=すぐに家計が破綻」というわけではありませんので、まずは制度を正しく知ることが大切です。
親戚から責められたときの上手な返し方


親戚や周囲から「妻が夫の面倒をみるのが当たり前じゃない?」などと言われることがあります。
そんな時こそ、あらかじめ返しの言葉を用意しておくと落ち着いて答えられます。
「まだ若いんだから介護くらいできるでしょ?」
親戚:「40代なら体力もあるんだし、介護くらいできるんじゃない?」
「体力はあっても、子どもや仕事もあって時間が足りないの。
全部私ひとりでやったら共倒れになってしまうから、無理な部分は専門職にお願いしてるの。」
「夫婦なんだから最後まで看るのが普通じゃない?」
親戚:「夫婦なんだから、介護は当然あなたがやるものじゃない?」
「私も夫を大切に思ってるからこそ、プロにお願いしてるんだよ。
専門家でプロのケアを受けたほうが、夫にとっても安心で快適だから。」
「お金かかるんじゃないの?大丈夫なの?」
親戚:「施設に入れたらお金が大変じゃない?」
「介護保険を使えば自己負担は意外と少ないの。
それに子どもの教育費もあるから、家計を守るためにも計画的に利用してるんだ。」
「子どもに悪影響じゃない?家庭は大丈夫?」
親戚:「介護を外に任せたら、子どもに冷たい人だと思われない?」
「むしろ子どもに無理をさせたくないからこそ、プロにお願いしてるの。
私が無理して笑顔を失うより、家族みんなで安心して暮らせるほうが大切だからね。」
「家族の責任を放棄してるように見えるよ」
親戚:「なんだか責任を放棄してるみたいに見えるわ。」
「放棄してるんじゃなくて“分担”してるんだよ。私ひとりが倒れたら、夫も子どもも困るでしょ?
だから支えてもらいながら、私も家族を守ってるの。」
- 「夫を思っているからこそ、プロにお願いしている」
- 「子育てや仕事と両立するために仕方ない」
- 「無理して共倒れするより、分担した方が責任を果たせる」
この3つを軸に返すと、角が立ちにくく説得力が出ます。
まとめ
「夫の介護をしたくない」という気持ちは、決して冷たいわけでも、責任放棄でもありません。
むしろ、子どもや仕事、自分の健康を守りながら“持続可能な介護”を考えるのは、とても現実的で前向きな選択です。
介護は「全部自分でやる」必要はなく、プロに任せることも立派な愛情の形。
施設やサービスをうまく使えば、夫にとっても安心・安全な生活がかないます。
まずは情報を集めるところから。
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