■同世代の友人たちが「夫の介護を始めた」と話すのを聞くたびに、胸が重くなる…
■正直、私には夫の介護なんて、とてもできない…
「正直、私は夫の介護なんてできない」
そう思ってしまうのは、決して冷たいことではありません。
これまでの結婚生活で積み重なった不満や距離感。
まだ元気で自分の時間を大切にしたい気持ち。
そして、70代という年齢だからこその体力への不安。
「夫の介護をしたくない」と感じるのは、自然な思いです。
大切なのは無理に抱え込まず、自分と夫の両方を守る方法を考えること。
この記事では、介護施設看護師のあづさが「70代妻が夫の介護をしたくない理由」と「自分の生活を守りながら選べる介護の選択肢」を解説します。
どうかひとりで悩まず、安心できるこたえを見つけてください。
あづさわたしも看護師としてたくさんのご家族と関わってきましたが、
夫婦のかたちもそれぞれです。
本当に関わりたくない、と関わりを拒否されてるかたもいらっしゃいました…
どうすればいいのかわからないかたは、老人ホーム検索サイトで情報を集めてみませんか。
費用や施設の特徴を比較できるので、罪悪感に押しつぶされず“自分と夫のこれから”を冷静に考えられます。
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介護を続けるカギは“ひとりで抱えないこと”です
「夫の介護をしたくない」と思う理由


70代の妻が「夫の介護をしたくない」と思う代表的な理由は下記です。
自分の生活を崩したくないから
70代といっても、まだまだ元気。旅行や趣味を楽しんでいる方も多く、友人との時間を大切にしている方もいます。
そんな日常を「夫の介護」によってすべて奪われてしまうのでは…と考えると、不安や抵抗感を覚えるのは自然なことです。
「自分の人生はもう終わりなのか」という思いに押しつぶされないためにも、「自分の生活を大切にしたい」という気持ちは大切にしてよいのです。
長年の夫婦関係で距離があるから
定年後も、生活のために一緒に暮らしているだけ。
仲が悪いわけではなくても、心の距離を感じている夫婦は少なくありません。
「なぜ私だけがすべて背負わなければならないのか」と感じるのは、決してわがままではなく、長い年月をともに過ごしてきたからこその正直な思いです。
体力に自信がないから
見た目は元気でも、実際に夜中に起きて介助をしたり、倒れそうな体を支えたりするのは70代の体力には大きな負担です。
「やろうと思えばできるかもしれないけれど、長く続ける自信はない」
――そんな不安が頭をよぎるのは当然です。
介護は一時的なものではなく、何年も続く可能性があります。
だからこそ「自分には難しい」と思うのは現実的な判断なのです。
無理に介護を抱え込むと共倒れになる


体力的に限界が早く来る
70代はまだ元気でも、介護が続けば体は確実に疲弊していきます。
腰痛や体力低下から自分自身が倒れてしまうケースも珍しくありません。
心のストレスが重なる
「やりたくないけれど、やらなければならない」という気持ちは、こころに大きな負担をかけます。
そのストレスが積み重なると、うつや不眠といった心身の不調につながり、介護どころではなくなってしまいます。
子どもに迷惑をかけるリスク
自分が倒れてしまえば、結局は子どもにしわ寄せがいきます。
「私さえ頑張ればいい」と思っても、その結果周囲に負担を残してしまっては本末転倒です。
70代から考える“逃げじゃない”選択肢


70代から考える“逃げじゃない”選択肢は3つあります。
公的機関に相談して早めに情報収集
介護に直面する前に、地域包括支援センターなどの公的機関に相談しておくと安心です。
どんな制度が使えるのか、どこに頼れるのかを知っておくだけでも、こころの重荷がぐっと軽くなります。
最初に調べるのは「地域包括支援センター」
各市区町村に必ず設置されていて、介護や生活支援の総合窓口になっています。
- 市区町村の公式サイトで「地域包括支援センター」と検索
- 市役所に電話して「地域包括支援センターを教えてください」と聞く
- 役所では「高齢福祉課(介護保険課)」に問いあわせればOK
- 役所や公式サイトから最寄りの地域包括支援センターを確認
- 地域包括支援センターへ連絡
- ケアマネジャーと面談
- 必要に応じて介護保険サービスの利用を調整
在宅サービスを取りいれる
訪問介護やデイサービスといった在宅支援を利用すれば、負担を大きく減らせます。
「自分だけでやらなくていい」と思えるだけで、こころに余裕が生まれます。
訪問介護(ホームヘルパー)
掃除や買い物、食事づくりなど日常生活のサポートをしてくれます。
家に人が来てくれる安心感も大きいです。
訪問看護
医療的なケア(服薬管理、体調チェックなど)を看護師が行ってくれるので、「医療のことは任せられる」とこころ強いです。
デイサービス
日中に夫が施設に通うことで、あなたは趣味や買い物に時間を使えます。
夫にとってもリハビリや交流の場になるので一石二鳥。
ショートステイ
数日〜数週間、施設に預けられるサービスです。
「自分の体調が悪いとき」「旅行に行きたいとき」など、安心してリフレッシュできます。
施設にお願いするのも立派な選択肢
「施設に預けるなんて冷たい」と思うかたもいるかもしれません。
でも本当は、プロのちからを借りることで、夫もあなたも安心して生活できるのです。


施設にはいくつか種類があります。
- 特別養護老人ホーム(特養)
介護度が高いひとでも、生活全般の支援を受けられます。費用も比較的抑えられるのが特徴です。 - 介護老人保健施設(老健)
医療ケアやリハビリが充実しており、「在宅に戻るまでの一時利用」としても活用できます。 - サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)
まだ元気なうちから入れる住宅型の施設で、見守りや生活支援サービスを受けながら安心して暮らせます。
それぞれに特徴や費用の違いがあるので、まずは比較してみるのがおすすめです。


「でも、具体的にどう違うの?」と思ったかたは、こちらの記事▼▼で詳しく解説しています。


施設を選ぶことは“逃げ”ではなく、“夫婦それぞれの安心を守るための方法”です。
まとめ
70代だからこそ、「夫の介護をしたくない」という気持ちは自然です。
自分の生活を大切にしたい、長年の夫婦関係に距離がある、体力に自信がない――そう感じるのは、わがままではなく現実的な不安です。
無理をして抱え込めば、共倒れになるリスクは高まります。
だからこそ 「逃げ」ではなく「守る選択」 を意識して、早めに相談や準備を始めることが大切です。
介護は「ひとりで頑張るもの」ではありません。
公的機関や在宅サービス、そして施設利用まで、頼れる選択肢はたくさんあります。
あなた自身が心身ともに元気でいられることが、夫にとっても、家族にとっても、一番の安心につながります。
「夫の介護をしたくない」――そう思ったときは、まず情報を集めてみましょう。
自分の住んでいる地域のサービスや、利用できる施設を知っておくことが、安心の第一歩になります。
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“まだ頑張らなきゃ”を手放してもいいんです
介護は「背負うもの」ではなく、「選んでいいもの」。
まずは情報を手に入れて、あなたの人生を大切にできる選択をしてください。










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