■同世代の友人たちが「夫の介護を始めた」と話すのを聞くたびに、胸が重くなる…
■正直、私には夫の介護なんて、とてもできない…
「正直、私は夫の介護なんてできない」
そう思ってしまうのは、決して冷たいことではありません。
これまでの結婚生活で積み重なった不満や距離感。
まだ元気で自分の時間を大切にしたい気持ち。
そして、70代という年齢だからこその体力への不安。
「夫の介護をしたくない」と感じるのは、自然な思いです。
大切なのは無理に抱え込まず、自分と夫の両方を守る方法を考えること。
この記事では、介護施設看護師のあづさが「70代妻が夫の介護をしたくない理由」と「自分の生活を守りながら選べる介護の選択肢」を解説します。
どうかひとりで悩まず、安心できるこたえを見つけてください。
あづさわたしも看護師としてたくさんのご家族と関わってきましたが、
夫婦のかたちもそれぞれです。
本当に関わりたくない、と関わりを拒否されてるかたもいらっしゃいました…
この記事では施設勤務の看護師あづさが、あなた自身をとり戻すための具体的な3つの解決策をお伝えします。
- 公的サービスの見直し:生活の土台を整え、介護の負担を減らす
- 民間のサービスを頼る:食事の宅配などで、自分のための時間を「1時間」でも確保する
- 「もしもの時はここがある」と思える施設を今のうちにこっそり調べておく
記事のなかで詳しく説明しますが、特に大切なのが3つ目の「もしもの時の施設」を探しておくことです。
今は「施設なんて…」と思っていても、いざという時の預け先を知っておくだけで、あなたに「余裕」が生まれます。
とはいえ、施設さがしは本当に大変です。
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あづさ@施設看護師
施設での勤務経験がある50代看護師です。
在宅介護で頑張りすぎてませんか。
家族だからこそ言えない悩みや、出口の見えない介護…
あなたの心と身体が軽くなる解決策を一緒に見つけていきましょう。
「夫の介護をしたくない」と思う理由


70代の妻が「夫の介護をしたくない」と思う代表的な理由は下記です。
自分の生活を崩したくないから
70代といっても、まだまだ元気。旅行や趣味を楽しんでいる方も多く、友人との時間を大切にしている方もいます。
そんな日常を「夫の介護」によってすべて奪われてしまうのでは…と考えると、不安や抵抗感を覚えるのは自然なことです。
「自分の人生はもう終わりなのか」という思いに押しつぶされないためにも、「自分の生活を大切にしたい」という気持ちは大切にしてよいのです。
長年の夫婦関係で距離があるから
定年後も、生活のために一緒に暮らしているだけ。
仲が悪いわけではなくても、心の距離を感じている夫婦は少なくありません。
「なぜ私だけがすべて背負わなければならないのか」と感じるのは、決してわがままではなく、長い年月をともに過ごしてきたからこその正直な思いです。
体力に自信がないから
見た目は元気でも、実際に夜中に起きて介助をしたり、倒れそうな体を支えたりするのは70代の体力には大きな負担です。
「やろうと思えばできるかもしれないけれど、長く続ける自信はない」
――そんな不安が頭をよぎるのは当然です。
介護は一時的なものではなく、何年も続く可能性があります。
だからこそ「自分には難しい」と思うのは現実的な判断なのです。
無理に介護を抱え込むと共倒れになる


体力的に限界が早く来る
70代はまだ元気でも、介護が続けば体は確実に疲弊していきます。
腰痛や体力低下から自分自身が倒れてしまうケースも珍しくありません。



脅かす訳ではありませんが、看護師として現場を見てきたからこそ伝えたいことがあります。
自分の体調も不安定な体で、睡眠不足と重労働を続けるのは
『いつクモ膜下出血や脳梗塞で倒れてもおかしくない』という、命がけの状態とも言えます…
心のストレスが重なる
「やりたくないけれど、やらなければならない」という気持ちは、こころに大きな負担をかけます。
そのストレスが積み重なると、うつや不眠といった心身の不調につながり、介護どころではなくなってしまいます。



頑張ってきた先には、テレビを見てもぼーっとしてしまう。身体が重くて、何もしたくない……。
それはあなたがサボっているのではなく、心のエネルギーが空っぽになってしまったからです。
そうなってしまう前に立ち止まって欲しいんです。
子どもに迷惑をかけるリスク
自分が倒れてしまえば、結局は子どもにしわ寄せがいきます。
「私さえ頑張ればいい」と思っても、その結果周囲に負担を残してしまっては本末転倒です。



こんなに厳しいことを書くのは、無理を重ねた結果、「お互いが傷つく最悪の別れ方」になってしまったご家族を、私は看護師として見てきたからです。
介護者が突然倒れ、ご本人は訳もわからぬまま施設へ。
不安から『帰りたい』と繰り返し、落ち着かない。
急な入所で介護者さんも倒れているので、持病や薬の情報も分からず…
そんな、誰も幸せにならない結末をあなたに迎えてほしくない。
だから、あえて嫌われ役を承知で書いています。
【重要】夫の介護で無理したくない!3つの解決策
夫の介護で無理したくない!3つの解決策は下記です。
- 公的サービスの見直し:生活の土台を整え、介護の負担を減らす
- 民間のサービスを頼る:食事の宅配などで、自分のための時間を「1時間」でも確保する
- 「もしもの時はここがある」と思える施設を今のうちにこっそり調べておく
解決策1:まずは「公的サービス」の見直しで生活の土台を整える
介護の負担を軽くするために、まず絶対に外せないのが「公的サービス(介護保険制度)」の活用です。
「まだ自分でできるから」
「他人が家にはいるのは抵抗がある」
と、サービスを控えてしまう方も多いですが、公的サービスを使うことは「楽をすること」ではありません。
あなたの生活を継続させるための「権利」です。
まずは、以下の窓口・サービスを確認し、生活の土台を整えましょう。
地域包括支援センターへの相談
高齢者の暮らしの総合相談窓口です。
まずはここへ電話をし、「夫の介護に限界を感じている」とありのままを伝えてください。
専門の社会福祉士などが、いまのあなたに最適なアドバイスを無料で提供してくれます。
- 市区町村の公式サイトで「地域包括支援センター」と検索
- 市役所に電話して「地域包括支援センターを教えてください」と聞く
- 役所では「高齢福祉課(介護保険課)」に問いあわせる
- 役所や公式サイトからもよりの地域包括支援センターを確認
- 地域包括支援センターへ連絡
- ケアマネジャーと面談
- 必要に応じて介護保険サービスの利用を調整
ケアマネジャーとの連携
介護認定を受けている場合は、ケアマネジャーさんに「自分の休息(レスパイト)」を目的としたケアプランの見直しを相談しましょう。
ケアマネジャーは旦那さんのためだけでなく、「介護者であるあなたのサポーター」でもあります。
デイサービス・ショートステイの活用
旦那さんが施設に通う「デイサービス」や、数日間宿泊する「ショートステイ」を活用してください。
厚生労働省も、介護者の休養(レスパイトケア)のための利用を推奨しています。
旦那さんがプロのケアを受けている間、あなたは「自分だけの時間」を過ごせます。
日中に通う施設。昼食の提供・入浴介助・レクリエーションなどがあります。
旦那さんがデイサービスに通えば、あなたは趣味や買い物に時間を使えます。
旦那さんにとってもリハビリや交流の場になるので一石二鳥です。
介護スタッフが常駐している施設に短期で宿泊できます。
「自分の体調が悪いとき」「旅行に行きたいとき」など、安心してリフレッシュできます。
解決策2:民間のサービスを頼り「自分の時間」を1時間でもつくる
公的サービスで旦那さんの介護をプロに任せられたとしても、あなたには依然として「主婦としての仕事」が山積みのままですよね。
食事は私が作らなきゃ
家の掃除まで手が回らなくて、散らかった部屋を見ると落ちこむ……



そうなのです💦
公的サービスはあくまで「ご本人のケア」が中心で、
あなたの家事負担をとり除いてくれるわけではないのです💦
そんな「公的制度のすき間に落ちた負担」を解消してくれるのが、民間の専門サービスです。
自分ひとりで抱えこまず、プロの力を借りて、「自分をとり戻す1時間」を作りだしましょう。
「毎日の食事作り」を休んでみる
介護生活のなかでも、負担なのが「毎日の食事作り」ではないでしょうか。
旦那さんの健康を考えた減塩食や、噛みやすい調理、そして自分の食事……。
これを3食、365日続けるのは、もはや限界を超えています。
そこで活用したいのが、管理栄養士監修の「ワタミの宅食ダイレクト」です。
- 「作る・片付ける」時間を休息に: 冷凍惣菜で届き、食べる直前に電子レンジで温めるだけなので、あなたはキッチンに立つ重労働から解放され、食後の時間もゆっくりと過ごせます。
- プロによる完璧な栄養管理: 塩分・カロリーなど、自分では難しい調整を専任の管理栄養士が監修してます。
- 「手抜き」ではなく「愛情」: あなたが疲れ果ててイライラしながら作った食事より、プロが作った美味しい食事を笑顔で食卓に出す。
それこそが、今の二人にとって最良の形です。
「家のなかのモヤモヤ」をプロに丸投げする
「ヘルパーさんには頼めない掃除」が、実は一番のストレスになっていませんか?
部屋の掃除や、お風呂のカビ取り、溜まった洗濯物の片付け……。
そんなときは、家事代行サービスの「CaSy(カジー)」を頼ってみてください。
- 1時間単位で気軽に頼める: 「今日はどうしても動けない」という時、スマホから簡単に予約ができます。
- 業界最安値水準の安心価格: 民間のサービスは高いイメージがありますが、CaSy(カジー)は無駄を省いたシステムで、主婦のかたでも「たまの贅沢」として使いやすい価格帯です。
「家事をサボるなんて」という罪悪感は、今日で捨ててください。
家が整い、あなたが笑顔になれれば「自分への最高のプレゼント」にもなるのです。
解決策3:「もしもの時はここがある」と思える施設を今のうちにこっそり調べておく
「どれだけ疲れていても、施設に入れることだけは考えたくない」 そう自分に言い聞かせ、必死に耐えている方は少なくありません。
でも、一度立ち止まって考えてみてください。
あなたが倒れてしまったとき、旦那さんの生活はどうなるでしょうか。
「家でみること」にこだわりすぎて共倒れになってしまうのが、家族にとって一番悲しい結末です。
そうなる前に、まずは「もしもの時のための準備」をしておきませんか?
施設を検討することは、旦那さんを捨てることではなく、あなたのこれからの人生を真剣に考える「責任ある選択」なのです。
でも、どうやって探せばいいかわからないし、そんな気力もない……
そんなときこそ、プロの力を借りられる「シニアのあんしん相談室」のような老人ホーム検索サイトの出番です。
「老人ホーム検索サイト」は、全国の老人ホームや介護施設の情報を、インターネット上でまとめて検索・比較できる便利なサービスです。
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まずは「お守り」を手にいれる気持ちで、資料をとり寄せてみてください。
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施設に預けるなんて、愛情がないと思われないかしら…
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現役の看護師が「介護=愛情」ではない本当の理由と、なぜ介護をプロに任せることが「お互いの幸せ」に繋がるのかをくわしく解説しています。


まとめ
70代だからこそ、「夫の介護をしたくない」という気持ちは自然です。
自分の生活を大切にしたい、長年の夫婦関係に距離がある、体力に自信がない――そう感じるのは、わがままではなく現実的な不安です。
無理をして抱え込めば、共倒れになるリスクは高まります。
だからこそ 「逃げ」ではなく「守る選択」 を意識して、早めに相談や準備を始めることが大切です。
介護は「ひとりで頑張るもの」ではありません。
公的機関や在宅サービス、そして施設利用まで、頼れる選択肢はたくさんあります。
あなた自身が心身ともに元気でいられることが、夫にとっても、家族にとっても、一番の安心につながります。
それでも、やっぱり施設に預けるのは後ろめたい…



でも、プロに任せることは決して「愛情がない」ことではありません
※現役看護師の視点で書きました介護に愛情だけではなく「技術」も必要な理由もあとで読んでみて下さい
\電話一本で、今の辛さを聞いてもらうだけでも0円です/
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