■夫の介護、なんで私ばっかり…?
■ありがとうも言われないのに、負担ばかり増えていく…
夫の介護を自分だけが負担することを不公平に思いながら、胸の内を誰にも言えずにいる女性は少なくありません。
でも大丈夫。あなたが感じている不公平感や不満は、ごく自然な感情です。
この記事では、施設看護師のあづさが50代妻の「夫の介護が不公平すぎる…」というリアルな悩みに、心を軽くする方法や施設・専門職に頼る方法を解説しています。
あづさわたしも看護師としてたくさんのご家族と関わってきましたが、
夫婦のかたちもそれぞれです。
本当は関わりたくない、と関わりを拒否されてるかたもいらっしゃいました…
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費用や施設の特徴を比較できるので、罪悪感に押しつぶされず“自分と夫のこれから”を冷静に考えられます。
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“私の時間”を守ることが、介護を続ける力になります
夫の介護が不公平すぎると感じるとき


夫の介護が不公平すぎると感じるのは理由があります。
夫の言動がモラハラ
「介護は妻の仕事だろ」「お前がやって当然」
――そんな言葉を繰り返されても、「夫だから仕方ない」と受け入れてしまっていませんか?
でもこれは立派なモラハラ。
気づかないまま耐えてしまうことが、不公平感を大きくしてしまうのです。
ことばや態度で相手を傷つけたり、支配したりする行為のことです。
夫婦や家族の間で起こることも多く、見た目には「普通の夫婦の口げんか」に見えることもあります。
【具体的にどんな言動?】
- 「お前なんか役立たず」
- 「妻なんだから当然やるでしょ」
- 無視や冷たい態度で責める
- 小さな失敗をいつまでも責め続ける
【ポイント】
- 体に暴力を振るわなくてもモラハラになる
- 日常的に繰り返されることが特徴
- 被害者は気づきにくく、『自分が悪いのかも』と感じがち
感謝されないのに負担ばかり
夜中に何度も起きて夫の世話をしても、“ありがとう”の一言もない。
むしろ不機嫌そうにされたりして…。
その瞬間、“なんで私ばっかり”って気持ちが爆発しそうになりますよね。
感謝のない介護は体力だけでなく心も削られます。
感謝されないまま日々を重ねれば、気持ちがどんどん冷めていくのは自然なことです。



決して“あなたのこころが狭いから”ではありません
「妻だから当然」と押しつけられる
「“夫の面倒は妻が見るものだろう”って、当たり前みたいに言われたんです。
正直、頭にきました。
じゃああなたは何をしてくれるの?って聞き返したくなりました。」
夫婦関係が冷え切っている場合はなおさら。
「妻だから」という一言で責任を押しつけられるのは、理不尽以外の何ものでもありません。
不公平に感じるのは当たり前のこと


夫の介護を不公平に感じるのは当たり前のことです。理由は3つあります。
誰だって一人で背負えば不満が出る
「夫の世話に買い物、掃除、洗濯…全部私ひとり。これで不満を持つなってほうが無理ですよね。」
――こんな声は本当に多いです。
介護を抱え込めば、どんなに優しい人でも「しんどい」「不公平だ」と思うのは当然のこと。
むしろそれが健全な感覚です。
長年の不満や疲れが積み重なってるから
「“妻なのに冷たいね”って言われたことがあります。
正直、その言葉のほうが心に刺さって、もう立ち直れなくなりそうでした。」
周囲の何気ないひとことに傷つく女性は多いです。
でも、冷たいのではなく、長年の不満や疲労が積み重なって限界に近づいているだけ。



あなたの気持ちは、責められるものではなく、ごく自然な反応です
こころが悲鳴をあげているサイン
「もう無理…って思う自分がおかしいのかな、と悩んで眠れなくなってしまいました。」
不公平に感じる気持ちは、実はこころが出しているSOSかもしれません。
“もうこれ以上は耐えられないよ”という合図を無視して頑張り続ければ、心身ともに壊れてしまいます。
不公平感を軽くするためにできること


不公平感を軽くするためにできること
はっきり言葉にする
「もう我慢の限界!って思ったとき、思い切って夫や親戚に言いました。
『私ひとりで全部やるのは無理です』って。」
――こうやって口に出すだけで、相手の反応も変わることがあります。
漠然と我慢するより、“やること・やらないことを明確にする” だけでも心がずいぶん軽くなります。
第三者(ケアマネ・施設)を巻き込む
「夫の兄弟も頼りにならないし、私ひとりじゃ限界…」
そんなときは、ケアマネや施設のスタッフに相談するのが一番手っ取り早いんです。
“第三者を入れる”ことで、介護の責任が一人に集中するのを防げますし、冷静な判断ももらえます。
夫婦=全責任ではないと知る
「“妻だから全部背負わなきゃ”って思ってたけど、無理に頑張る必要はないんですよね。」
介護は夫婦だけの問題ではありません。
専門職や施設に任せることは、決して逃げではなく、自分と夫の生活を守る大事な選択です。
自分のこころと体を大切にすることは、夫にとっても幸せにつながります。
専門職や施設に頼るのは逃げではない


専門職に頼る、施設に預けることは決して逃げでも甘えでもありません。


介護のプロにしかできない支えがある
「正直、私ひとりで夜のトイレ介助とかはもう無理です…。
でも施設のスタッフさんなら、経験も知識もあって安心して任せられるんですよね。」
家族だけで抱え込むより、転倒予防や医療ケアなどプロに任せる方が安全です。



“逃げている”のではなく、夫を守るための賢い選択です
「妻」だからこそ距離を取る選択も大切
「全部を背負わないと“妻失格”みたいに思ってたけど、距離を置いたら意外と気持ちが楽になりました。」
施設や専門家に頼ることで、あなたは“介護者”ではなく“妻”としての立場を保てます。
これも立派な介護の形の一つです。
夫にとっても生活の質が上がる
「施設に入ったら、夫も清潔で安全に過ごせているみたい。穏やかになった気がします。」
専門職がサポートすることで、夫の生活の質も向上。
結果的に家族みんなが安心して日常を過ごせるようになります。
不公平感を軽くする介護の続けかた


「全部自分で抱え込まない」
この一言が、介護を続けるための最大のヒントです。
公的サービスや専門職に任せることで、妻は「妻のまま」でいられます。
公的機関に早めに相談する
地域包括支援センターや介護保険課で相談することが出発点になります。
- 市区町村の公式サイトで「地域包括支援センター」と検索
- 市役所に電話して「地域包括支援センターを教えてください」と聞く
- 役所では「高齢福祉課(介護保険課)」に問いあわせればOK
- 役所や公式サイトから最寄りの地域包括支援センターを確認
- 地域包括支援センターへ連絡
- ケアマネジャーと面談
- 必要に応じて介護保険サービスの利用を調整
在宅サービスを利用する
訪問介護・デイサービス・ショートステイなどを取りいれて負担を軽くできます。
訪問介護(ホームヘルパー)
掃除や買い物、食事づくりなど日常生活のサポートをしてくれます。
家に人が来てくれる安心感も大きいです。
訪問看護
医療的なケア(服薬管理、体調チェックなど)を看護師が行ってくれるので、「医療のことは任せられる」とこころ強いです。
デイサービス
日中に夫が施設に通うことで、あなたは趣味や買い物に時間を使えます。
夫にとってもリハビリや交流の場になるので一石二鳥。
ショートステイ
数日〜数週間、施設に預けられるサービスです。
「自分の体調が悪いとき」「旅行に行きたいとき」など、安心してリフレッシュできます。
施設にお願いする
特養・老健・サ高住など、夫にあった環境を選ぶことで安心が得られます。
- 特別養護老人ホーム(特養)
介護度が高いひとでも、生活全般の支援を受けられます。費用も比較的抑えられるのが特徴です。 - 介護老人保健施設(老健)
医療ケアやリハビリが充実しており、「在宅に戻るまでの一時利用」として利用できます。 - 有料老人ホーム
住宅型〜介護つきのホームまで幅広くあります。 - サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)
比較的廉価な住宅型の施設がおおく、見守りや生活支援サービスを受けながら安心して暮らせます。
それぞれに特徴や費用の違いがあるので、まずは比較してみるのがおすすめです。


「でも、具体的にどう違うの?」と思ったかたは、こちらの記事▼▼で詳しく解説しています。


まとめ
介護を施設や専門職に任せるのは、決して逃げではありません。
むしろ、自分も夫も守るための賢い選択です。
「でも、どんな施設が夫にあうのか分からない…」
そんなときは、老人ホーム検索サイトをのぞいてみてください。
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自分も夫も、これからが正念場。ひとりで抱えなくていいんです










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