50代、夫の介護したくない…妻だけが抱え込まないための対策

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50代夫の介護したくない

正直なところ、夫の介護はしたくない…

これ以上、夫と関わりたくない…

子育ても終わって、仕事の先も見えてきた50代だけど、「夫の介護をしたくない」と思って、罪悪感を抱いていませんか?
長年の夫婦生活で積み重なった不満や、モラハラの経験。
あるいは、自分自身も高齢となり体力的・経済的に難しい状況。
――そんな中で「正直、介護まで私が背負うのは無理」と感じるのは、決して特別でも冷たいわけでもありません。

大切なのは「無理に我慢して背負い込むこと」ではなく、自分の生活と夫の生活、両方を守れる方法を選ぶこと
介護は家族だけが担うものではなく、介護保険制度や専門のサービスを利用するのが当たり前になっています。

あづさ

わたしも看護師としてたくさんのご家族と関わってきましたが、
本当に家族のカタチはそれぞれです。
まったく関わりたくない、と関わりを拒否されてるご家族も少なくなかったです。

この記事では施設勤務の看護師あづさが、夫の介護をしたくないあなたへ3つの解決策をお伝えします。

夫の介護をしたくないあなたへ3つの解決策
  1. 公的サービス見直し:生活の土台を整え、介護の負担を減らす
  2. 民間のサービス頼る:食事の宅配などで、自分のための時間を「1時間」でも確保する
  3. もしもの時ここがあると思える施設を今のうちにこっそり調べておく

記事のなかで詳しく説明しますが、特に大切なのが3つ目の「もしもの時の施設」を探しておくことです。

今は「施設なんて…」と思っていても、いざという時の預け先を知っておくだけで、あなたに「余裕」が生まれます。

とはいえ、施設さがしは本当に大変です。

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この記事を書いた人

あづさ@施設看護師

施設での勤務経験がある50代看護師です。
在宅介護で頑張りすぎてませんか。
家族だからこそ言えない悩みや、出口の見えない介護…
あなたの心と身体が軽くなる解決策を一緒に見つけていきましょう。

目次

50代で夫の介護をしたくないのはおかしい?心理的な理由

夫の介護をしたくないのはおかしい?心理的な理由
50代で夫の介護をしたくないのはおかしい?心理的な理由

夫婦は長年一緒に生活してきたからこそ、見えない“積み重ね”があります。
「夫の介護をしたくない」と思う背景には、いくつか共通する心理的な理由があります。

ことばの暴力やモラハラがあった

過去にことばの暴力やモラハラを受けてきた経験があると、「介護なんてとても無理」という気持ちになるのは自然なことです。
思い出すだけで心がざわつく相手に、介護をするなんて耐えられない…そう感じるのは決してあなただけではありません。
長年積み重なった不満傷つけられた記憶はかんたんに消えるものではなく
「これ以上、自分ばかりが犠牲になるのは嫌だ」という思いになるのも当たり前です。

モラハラとは…
モラル・ハラスメントの略で、で、言葉や態度による精神的な暴力のことを指します。
たとえば、日常的に相手を見下した言葉を投げかける、無視をするバカにしたような態度をとるなど、殴る蹴るといった身体的な暴力はないけれど、心をじわじわと傷つけるような行為のことです。

「家事も育児もやってきたのに、介護まで私が?」という不公平感

長い結婚生活の中で、家事も育児も大半を担ってきたのに、いざ介護の段階になっても「結局また自分なのか」と感じてしまう…。そんな不公平感は、とてもリアルな気持ちです。
「どうして私ばかりが負担を背負うの?」と心の中でつぶやいてしまうのは自然なことで、誰も責められるものではありません。
これまで十分に頑張ってきたからこそ、介護まで抱えるのはつらいと感じて当然なのです。

「自分の老後を犠牲にしたくない」という思い

介護の現実は、時間も体力も心も奪われていきます。
だからこそ「自分の老後まで犠牲にしたくない」と思うのは、わがままではなくとても健全な気持ちです。
これから先、自分の健康を守りたい、趣味や人とのつながりを大切にしたい――そんな願いは当たり前のこと。
介護を理由に自分の人生を諦めてしまう必要はないのです。

介護は無理に抱えこむと共倒れになる

無理に抱え込むと共倒れになる
無理に抱え込むと共倒れになる

「夫婦だから」と我慢してしまうと、最後には自分が倒れてしまう危険があります。

体力的な限界

自分もそう若くはない、夜のトイレへのつき添いやからだを支えるのは、現実には難しいことです。
50代といっても、自分の健康だって気にかかる年代です。
腰や膝に痛みを抱え、夜中に何度も起きて介助する体力など残っていない――そう感じるのは当たり前です。

介護は若いひとにとっても大変な仕事です。

妻がひとりで抱えこむのは、現実的に無理があります。

あづさ

脅かす訳ではありませんが、看護師として現場を見てきたからこそ伝えたいことがあります。
更年期の入り口の不安定な体で、睡眠不足と重労働を続けるのは
『いつクモ膜下出血や脳梗塞で倒れてもおかしくない』という、命がけの状態とも言えます…

こころの限界

「もう我慢できない」というこころの悲鳴を無視し続ければ、うつや不眠にまでつながります。
介護は体だけでなく、こころも削ります。
「また今日も」「もう我慢できない」――そんな気持ちを押し殺して続ければ、こころが悲鳴を上げるのは時間の問題です。

その結果、不眠や食欲不振、さらにはうつ状態へと進んでしまう人も少なくありません。

こころが壊れてしまう前に「できない」と声を上げることは、決して逃げではなく、自分を守るために必要な行動なのです。

あづさ

テレビを見てもぼーっとしてしまう。身体が重くて、何もしたくない……。
それはあなたがサボっているのではなく、心のエネルギーが空っぽになるまで頑張り抜いた証拠です。
限界を越えてしまう前に、プロの力を借りて少しだけ肩の荷を下ろす。
そんな道を選んでも、誰もあなたを責めたりしません。

子どもに迷惑をかけるリスク

無理して共倒れすれば、結局は子どもたちにしわ寄せがいってしまいます。
「夫婦なんだから私が看なければ」と無理を重ねた結果、あなた自身が倒れてしまうことがあります。
そうなれば結局、子どもたちが介護も看病も担うことになり、かえって迷惑をかけてしまうのです。

子ども世代にしわ寄せを残さないためにも、無理をしすぎないことが大切です。

介護をひき受けすぎないのは、家族全体を守ることにもつながります。

あづさ

こんなに厳しいことを書くのは、無理を重ねた結果、「お互いが傷つく最悪の別れ方」になってしまったご家族を、私は看護師として見てきたからです。
介護者が突然倒れ、ご本人は訳もわからぬまま施設へ。
不安から『帰りたい』と繰り返し、落ち着かない。
急な入所で介護者さんも倒れているので、持病や薬の情報も分からず…

そんな、誰も幸せにならない結末をあなたに迎えてほしくない。
だから、あえて嫌われ役を承知で書いています。

【重要】介護をしたくないあなたへの3つの解決策

介護をしたくないあなたへの3つの解決策は下記です。

介護をしたくないあなたへの3つの解決策
  1. 公的サービス見直し:生活の土台を整え、介護の負担を減らす
  2. 民間のサービス頼る:食事の宅配などで、自分のための時間を「1時間」でも確保する
  3. もしもの時ここがある」と思える施設を今のうちにこっそり調べておく

解決策1:まずは「公的サービス」の見直しで生活の土台を整える

介護の負担を軽くするために、まず絶対に外せないのが「公的サービス(介護保険制度)」の活用です。

「まだ自分でできるから」
「他人が家にはいるのは抵抗がある」
と、サービスを控えてしまう方も多いですが、公的サービスを使うことは「楽をすること」ではありません。
あなたとご主人の生活を継続させるための「権利」です。

まずは、以下の窓口・サービスを確認し、生活の土台を整えましょう。

地域包括支援センターへの相談

高齢者の暮らしの総合相談窓口です。
まずはここへ電話をし、「夫の介護に限界を感じている」とありのままを伝えてください。
専門の社会福祉士などが、いまのあなたに最適なアドバイスを無料で提供してくれます。

「地域包括支援センター」の調べ方
  1. 市区町村の公式サイトで「地域包括支援センター」と検索
  2. 市役所に電話して「地域包括支援センターを教えてください」と聞く
  3. 役所では「高齢福祉課(介護保険課)」に問いあわせる
相談の流れ
  • 役所や公式サイトからもよりの地域包括支援センターを確認
  • 地域包括支援センターへ連絡
  • ケアマネジャーと面談
  • 必要に応じて介護保険サービスの利用を調整

ケアマネジャーとの連携

介護認定を受けている場合は、ケアマネジャーさんに「自分の休息(レスパイト)」を目的としたケアプランの見直しを相談しましょう。
ケアマネジャーはご主人のためだけでなく、「介護者であるあなたのサポーター」でもあります。

デイサービス・ショートステイの活用

ご主人が施設に通う「デイサービス」や、数日間宿泊する「ショートステイ」を活用してください。
厚生労働省も、介護者の休養(レスパイトケア)のための利用を推奨しています。
ご主人がプロのケアを受けている間、あなたは「誰の妻でもない自分だけの時間」を過ごせます。

デイサービスとは

日中に通う施設。昼食の提供・入浴介助・レクリエーションなどがあります。

ご主人がデイサービスに通えば、あなたは趣味や買い物に時間を使えます。
ご主人にとってもリハビリや交流の場になるので一石二鳥です。

ショートステイとは

介護スタッフが常駐している施設に短期で宿泊できます。
 「自分の体調が悪いとき」「旅行に行きたいとき」など、安心してリフレッシュできます。

解決策2:民間のサービスを頼り「自分の時間」を1時間でもつくる

公的サービスで夫の介護をプロに任せられたとしても、あなたには依然として「主婦としての仕事」が山積みのままですよね。

食事は私が作らなきゃ

家の掃除まで手が回らなくて、散らかった部屋を見ると落ちこむ……

あづさ

そうなのです💦
公的サービスはあくまで「ご本人のケア」が中心で、
あなたの家事負担をとり除いてくれるわけではないのです💦

そんな「公的制度のすき間に落ちた負担」を解消してくれるのが、民間の専門サービスです。
自分ひとりで抱えこまず、プロの力を借りて、「自分をとり戻す1時間」を作りだしましょう。

「毎日の食事作り」を休んでみる

介護生活のなかでも、負担なのが「毎日の食事作り」ではないでしょうか。
ご主人の健康を考えた減塩食や、噛みやすい調理、そして自分の食事……。
これを3食、365日続けるのは、もはや限界を超えています。

そこで活用したいのが、管理栄養士監修の「ワタミの宅食ダイレクト」です。

ワタミの宅食ダイレクトの特徴
  • 「作る・片付ける」時間を休息に: 冷凍惣菜で届き食べる直前に電子レンジで温めるだけなので、あなたはキッチンに立つ重労働から解放され、食後の時間もゆっくりと過ごせます。
  • プロによる完璧な栄養管理: 塩分・カロリーなど、自分では難しい調整を専任の管理栄養士が監修してます。
  • 「手抜き」ではなく「愛情」: あなたが疲れ果ててイライラしながら作った食事より、プロが作った美味しい食事を笑顔で食卓に出す。
    それこそが、今の二人にとって最良の形です。

「家のなかのモヤモヤ」をプロに丸投げする

「ヘルパーさんには頼めない掃除」が、実は一番のストレスになっていませんか?
ご主人以外の部屋の掃除や、お風呂のカビ取り、溜まった洗濯物の片付け……。

そんなときは、家事代行サービスの「CaSy(カジー)」を頼ってみてください。

CaSy(カジ―)の特徴
  • 1時間単位で気軽に頼める: 「今日はどうしても動けない」という時、スマホから簡単に予約ができます。
  • 業界最安値水準の安心価格: 民間のサービスは高いイメージがありますが、CaSy(カジー)は無駄を省いたシステムで、主婦のかたでも「たまの贅沢」として使いやすい価格帯です。

「家事をサボるなんて」という罪悪感は、今日で捨ててください。
家が整い、あなたが笑顔になれば、それはご主人への「最高のプレゼント」にもなるのです。

解決策3:「もしもの時ここがある」と思える施設を今のうちにこっそり調べておく

「どれだけ疲れていても、施設に入れることだけは考えたくない」 そう自分に言い聞かせ、必死に耐えている方は少なくありません。

でも、一度立ち止まって考えてみてください。
あなたが倒れてしまったとき、ご主人の生活はどうなるでしょうか。
「家でみること」にこだわりすぎて共倒れになってしまうのが、お二人にとって一番悲しい結末です。

そうなる前に、まずは「もしもの時のための準備」をしておきませんか?

施設を検討することは、ご主人を捨てることではなく、お二人のこれからの人生を真剣に考える「責任ある選択」なのです。

でも、どうやって探せばいいかわからないし、そんな気力もない……

そんなときこそ、プロの力を借りられる「シニアのあんしん相談室」のような老人ホーム検索サイトの出番です。

老人ホーム検索サイトとは?

「老人ホーム検索サイト」は、全国の老人ホームや介護施設の情報を、インターネット上でまとめて検索・比較できる便利なサービスです。

専門スタッフに電話メールで無料相談もできます。

自宅にいながら、「どんな施設があるのか?」「費用はいくら?」「介護が必要になったらどうすれば?」といった気になるポイントを、スマホやパソコンでゆっくり調べることができます。

【シニアのあんしん相談室】運営実績20年相談実績8万件で、ただ施設を探すだけでなく、専門家に今の不安を無料で相談できます。

シニアのあんしん相談室の特徴
  • お急ぎのかた専用窓口がある: 急な状況でも頼れる窓口があります
  • 施設のパンフレットをまとめて届けてくれる: 「まださきの話だけど、情報だけ持っておきたい」という相談も可能です。
    まずはパンフレットをとり寄せ、眺めてみることから始めてください。
  • すべて無料で相談できる: 入所に関する相談や見学の予約代行など、すべてのサポートが無料で受けられます。

「いざとなったら、この施設がある」 そう思える場所がひとつあるだけで、毎日張り詰めていた心の糸が、すっと緩むのを感じるはずです。

いまの生活を一日でも長く、穏やかに続けていくために。
まずは「お守り」を手にいれる気持ちで、資料をとり寄せてみてください。

ひとりで抱えこむのは、今日でもう終わりにしませんか?

相談はすべて無料です。

無理な勧誘はないので「まずは情報収集だけ」でも、強い味方になってくれます。

施設に預けるなんて、愛情がないと思われないかしら…

と悩んでいるあなたへ
現役の看護師が「介護=愛情」ではない本当の理由と、なぜ介護をプロに任せることが「お互いの幸せ」に繋がるのかをくわしく解説しています。

夫の介護にかかるお金と公的支援

夫の介護にかかるお金と公的支援

夫の介護で気になるのが「費用がどのくらいかかるのか」という点です。
介護のスタイルによって必要なお金は大きく変わります。

介護にかかるお金

  • 在宅介護:デイサービスや訪問介護を組み合わせると、月5万〜15万円程度が目安。
  • 特別養護老人ホーム(特養):公的施設なので比較的安く、月8万〜15万円ほど。
  • 有料老人ホーム:サービスや設備によって幅があり、月15万〜30万円以上かかる場合もあります。

公的支援「介護保険」

実際の負担額は「介護保険制度」を利用することで軽減できます。
介護保険は 自己負担が原則1割(一定所得以上は2〜3割) に設定されており、限度額の範囲内なら必要な介護サービスを安く利用できます。

さらに、高額介護サービス費制度医療費控除 を利用すれば、想像よりも少ない負担で介護を続けられるケースもあります。
「介護=すぐに家計が破綻」というわけではありませんので、まずは制度を正しく知ることが大切です。

親戚から責められたときの上手な返し方(会話形式)

親戚に責められた時の上手な返しかた
親戚から責められたときの上手な返し方(会話形式)

夫の介護を施設やサービスにお願いしたとき、親戚から「冷たいんじゃないの?」と責められる場面を想像すると、不安になりますよね。
そんなときに落ち着いて返せる“会話例”を紹介します。

親戚:「あなた、まだ元気なんだから介護くらいやれるでしょ?」

「元気に見えるかもしれないけど、毎日全部やっていたら私もすぐに倒れてしまうの。
だから、できる部分は私がやって、無理なところは専門職にお願いしてるの。」

親戚:「夫婦なんだから最後まで看るのが当たり前じゃない?」

「私も夫を大事に思ってるからこそ、プロにお願いしてるんだよ。専門的なケアを受けた方が、夫にとっても安心で快適だからね。」

親戚:「お金がかかるんじゃない?そんなにして大丈夫?」

「介護保険制度があるから、思ったより自己負担は少ないの。安心して暮らせるなら、施設の方が夫にとってもいいと思ってるよ。」

親戚:「家族の責任を放棄してるように見えるよ。」

「責任を放棄してるんじゃなくて、責任を“分担してる”んだよ。私一人で無理をして倒れるより、支えてもらいながら夫に寄り添う方がずっと大事だと思ってる。」

まとめ

「夫の介護をしたくない」と思う気持ちは、冷たいどころか自然な感情です。
老老介護や経済的な不安、長年の関係で生まれたこころの傷…。
誰もが抱えている現実であり、あなただけの問題ではありません。

大切なのは、罪悪感にとらわれずに 「自分と夫が安心して暮らせるかたち」 を選ぶことです。
在宅サービスや施設利用など、プロに任せる選択肢はたくさんあります。

「介護をひとりで背負わない」ことこそ、思いやりある選択です。
まずは情報を集めることから始めませんか?
老人ホーム検索サイトなら、希望条件にあった施設を無料で探せるので、安心して相談できます。

色々ある検索サイトを調べました

あづさ

無理をしない、自分らしい介護のかたちを選んでください!

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